睡眠薬

もう睡眠薬は飲まないで

睡眠薬とは

睡眠薬は向精神薬(中枢神経に作用して精神に影響を与える薬)の一種です。

睡眠薬は脳内の神経伝達物質に作用して、脳の活動を抑えて眠りに導きます。

睡眠薬の特徴

  1. 日中の体のつらさ、だるさを引き起こす
  2. 依存性が高い
  3. 脳と体へのダメージ

1.日中の体のつらさ・だるさを引き起こす

睡眠薬は麻酔と同じ働きをします。
同じように眠っているように見えますが、麻酔で眠っているのと睡眠は違います。
睡眠時は目が動きますが麻酔で眠っている時は動きませんし、他にも脳波などが違います。

麻酔で眠っている時は、痛みを感じません。
実は麻酔で眠っている状態は、脳の機能をオフにした状態なので昏睡状態に似ています。
睡眠薬で眠ると脳の機能がオフになるので、呼吸が浅くなり体内に酸素を十分に取り込めなくなります。

呼吸が浅くなることで、眠っているのに寝た気がしない感じが出たりします。
そして、日中の体のつらさ・だるさが出てきます。

脈が早くなる、高血圧、不整脈、意識障害を引き起こすこともあります。

2.依存性が高い

タバコよりも依存性が高いです。

4週間を超えると依存性が出来るとされています。

3.脳と体へのダメージ

薬の効果が切れた時に、肩こり、筋肉痛、頭痛、眩暈などの症状が出やすいです。